ホワイトチョコレートってなんで白いんでしょうか。そして普通のチョコとはまた違った甘さが特徴的です。
チョコレートの世界にはさまざまな種類がありますが、今回は、その美味しさの背後にある秘密を探求してみましょう。
そもそも何でチョコは黒いのか?
チョコレートはカカオ豆からできていますが、カカオ豆は茶色や紫色をしています。
この色はカカオ豆が成熟する際、内部発酵が起き色がついていきます。
このカカオ豆を乾燥・発酵させた後、精錬・焙煎をしてカカオマスとなっていきます。
カカオマスはチョコレートの原料の一部でポリフェノールやカカオアントシアニンなどの化合物が含まれており、これらがチョコレートの深い色合いを出しています。
このカカオマスがチョコレートの色に影響していたんですね。
ではなぜホワイトチョコは白いのか?
ホワイトチョコは通常のチョコと違い、カカオマスではなく、カカオバター、砂糖、乳製物からできているようです。
つまりチョコレートの色に関わるカカオマスが含まれていなく、乳製品の白色からホワイトチョコになっているようです。
カカオバターの特性と影響
カカオバターはチョコレートに欠かせない成分であり、その特性はホワイトチョコレートの口どけや質感に大きく影響を与えます。カカオバターは低い融点を持つため、口に入れると瞬時に溶ける滑らかさがあります。
ホワイトチョコがあまーくとろけるような舌触りなのは、カカオバターの影響だったんですね。
カカオマス入ってないのならチョコじゃ無いんじゃね?
カカオマス含まないのならチョコレートとは言えないんじゃ無いの?って疑問も湧いてきますが、
ホワイトチョコは日本の規格で言うと、
純ミルクチョコレート生地とのこと。
- カカオ分: 21%以上(うちココアバター18 %以上)
- 乳固形分: 14%以上(うち乳脂肪3.5 %以上)
- 糖分(蔗糖): 55%以下
- レシチン: 0.5%以下
- 水分: 3%以下
結論
ホワイトチョコレートの白さの秘密を探求することで、その魅力と特性に迫ることができました。
カカオバターの特性やホワイトチョコレートの味わいは、多くの人々に喜ばれており、デザートやお菓子作りにおいても大いに活用されています。
ぜひ、ホワイトチョコレートの世界を探求して、新たな食の魅力を発見してみてください。