どうもネギマです。
そろそろ梅雨時期に入る頃。
ジメジメして洗濯物が臭かったり、食品が腐りやすくなってしまう時期がそろそろやってきます。
私ネギマはしょっちゅう食品を腐らせてしまったりします。
そんな時、煩わしい梅雨なんか関係ねぇ、腐って貯まるか!というような強い食品は無いものか?
ふと、疑問が浮かび調べてみました。
はちみつは腐らない
そうなんです。
なんとはちみつは腐らないそうです。
ミツバチが花の蜜を採取し、素に持ち帰り自分たちの栄養として
加工、溜め込んだもの。
八割が糖分でできているそうです。
はちみつの歴史はとても古く、
1913年に考古学者のT.M.デービス博士が
エジプトのピラミッドで発掘調査を行っていた際、
古代エジプトの墳墓から約3300年前の蜂蜜瓶を発見したそうです。
これがなんと腐ることなく鮮度を保っていたとのこと。
こうなると気になるのは、なぜはちみつは腐らないのでしょうか?
ちょっと調べてみました。
物が腐る為の条件
食品に微生物が増殖した結果、硫化水素やアンモニアのような毒素を生成し
鮮度を失ってしまった状態を腐敗と呼ぶそうです。
- 栄養分
食品や残菜などに含まれる有機物
調理器具類についた食品や汚れも細菌の栄養となる
- 水分
細菌は水に溶けている栄養分を分解して摂取するため、水分のない食品では増殖することはできない。
- 温度
細菌はそれぞれ増殖に適した温度の範囲がある。
15度から40度と言われている。
冷蔵庫で保存する理由は温度を下げ、細菌の活動を抑えるようにするため。
なぜはちみつは腐らない?
さて、物が腐るには、栄養分と水分と温度が必要だと言うことがわかったのですが
なぜはちみつは腐らないのでしょうか?
糖分が8割なら栄養分はたっぷりあるような気がしますが
まずひとつに、蜂蜜の弱酸性という性質があるそうです。
微生物は酸性に弱いみたいですね。
また、糖濃度が高いため、水分が確保できないということもあるようです。
生命活動に必要な水分が確保できず、増殖できなかったんですね。
まとめ
ということで、はちみつが腐らない理由は
水分確保ができないため、微生物の増殖活動ができないから
が正解みたいですね。
ただし、注意点があるようで、 はちみつの中には少量のボツリヌス菌という毒素を出す菌が住んでいます
はちみつの中では活動ができなく眠っている状態で増殖しないですが、
一度体の中に入ってくると増殖可能な状態になります。
ただし、胃酸で消化されてしまうので、毒ではないのですが
乳幼児は消化ができないようなので、
赤ちゃんにははちみつをあげないように
して下さい。
また、加工された市販のはちみつなどは、
天然のはちみつと違い、糖濃度が薄かったりするそうで
腐ってしまう可能性もあるそうですのでご注意を。