どうもネギマです。
ふと都こんぶが食べたくなって何十年かぶりに買いにいったのですが、
結構値段高いんですね!
値上がりしたのか、昔からこの値段だったのか思い出せないですが
100円握りしめてお菓子買いに行っていた子供の頃
都こんぶだけでお小遣い飛んでしまうのでめったに買えないものだったかもしれません。
そんな都こんぶ、自作できるんじゃね?って事で、
都こんぶの味を再現するべく作ってみました。
そもそも都こんぶって?
もはや知らない人はいないと思います。
駄菓子として、お酒のツマミとして、はたまたご飯のお供に食べたことない人いないんじゃないか?と思うくらい有名なお菓子です。
都こんぶを自作する前にまずは都こんぶの歴史を調べてみました。
都こんぶヒストリー
創業者の中野正一さんは小学校卒業後、昆布問屋で働いていたらしく、
その昆布問屋でこんぶの切れ端をおやつ代わりに食べていたそう。
昆布を卸す際に、酢漬けされていたそうで、これに甘みをつけたら売れるのではないかと考え、
1931年に中野商店を開店した際に昆布の黒蜜酢漬けを販売していたそう。これが都こんぶの原型になったそうです。
映画館や芝居小屋の売店においてもらい、好調に売上を伸ばしていったいったそう。
都こんぶに付着している白い粉は魔法の粉と呼ばれているらしいです。
こんぶは砂糖が浸透しづらいため、表面に甘味料が振られているんですね。
この魔法の粉、いろいろ歴史があるようで、当時はチクロと呼ばれる甘味成分を添加していたそうですが、発がん性物質を含むということで販売が禁止されてしまったそう。
チクロが使えなくなり、味が変化し、一時期売れ行きは落ちたらしいのですが、
1976年にアミノ酸からできる甘味料が発見され、これを使うようになってから売上が回復していったそう。
当然この魔法の粉は企業秘密になっていますw
なんとこの都こんぶ、製造工程が公開されていますwえらいざっくりですがw
また、過去には都こんぶの唄(作曲:早川博二)というコマーシャルソングも制作されていたそうです。
聞いてみたくなり、いろいろ探してみたのですが見つからずでした。
残念です
調理開始!
そんな歴史のある都こんぶ。ちょっとでも近づけるべく
レシピを考えてみました。
- だし昆布
- 酢
- 追いかつおつゆ
- 砂糖小さじ5
- 酢・水・追いかつおつゆを1:1:1の割合でだし昆布が半分つかるくらい準備する。
- 30分ほどつけたら漬け汁を半分ほど捨てる。(もったいないので別の料理に活かしましょう)
- 捨てた分の酢を追加(酸っぱさが増します)
- 漬けたまま8時間放置します。
- 食べやすい大きさにカットします。
- 量にもよりますが、小さじ5分の砂糖を追加し、煮立たせます。(焦げないように注意)
- ザルで丸一日干す
漬けて、煮て、乾かすというとても簡単なレシピw
実食
食べてみて、 酸っぱさや味付けはなんとなく雰囲気がでました。
ただ、あのしっとりした感じや、絶妙な甘さは再現できなかったです。
今度はもう少し甘みを出せるように、砂糖を多めに作ってみようかなと思います
子供もとても大喜び。
ちゅっぱ甘いとのことでしたw
追記
その後、何回か酢こんぶを作ってですが、
だし昆布だったせいか、感想させすぎるとカチカチになってしまい
食べづらかったです。ちょっとウェット感あったほうが美味しいです。